第12回新潟ジャズストリート⑬
会場:喫茶マキ 出演:文田けい子 & 佐藤祐一カルテット

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文:佐藤祐一(さとう ゆういち)

中学校で英語を教えているパールは、もともとアメリカのクラシック系音楽大学を卒業されたベーシストです。たまたま私の店に飲みに来てくれたのがきっかけで、jazzをやってみたいという事でいっしょにやるようになりました。彼女のアルコ(弓弾き)は天性のすばらしい物があり、女性的な丸みのある音と、歌心で聞く人を魅了します。私はできるだけ多くの人に彼女の演奏を聞いていただきたいと思いました。 

文田けいこさんや長沢好宏さんのようにベテランの方々の中にjazzの経験の浅いパールが入る事で迷惑をかけてしまうのではないかと心配しましたが、全くそんな事は無く、むしろいつもクールな長沢さんが熱いプレイで客席をわかせていたのが印象的でした。メンバーの皆さん暖かく支えてくださってありがとうございました。
また、パルムでは最終セットにもかかわらず大勢のお客様のご来場をいただきありがとうございました。アットホームな感じで楽しく演奏することができました。

番外編~紙切り芸とのコラボレーション~
アンリ・マティスの作品"jazz"は切り絵風の作品で、原色を使った現代的な作風で、目に飛び込んでくるような感じ、しかし刺激的ではなくそれぞれの色が調和しているような心地良さを感じました。それはジャズのプレーで最も大事な「インタープレー」や「アンサンブル」と似ていると思いました。お互いの音をよく聞き反応し合いながら一つになって調和できた時、すばらしい演奏になります。

7月21日の演奏はメンバーがそれを感じていたのか、リラックスしていつもどおりのSato's Bandの演奏が出来ました。楽屋は終始楽しい雰囲気で、正楽さんいわく「正楽マティスに挑む!」と言われてもなぁ、困るんだよなぁ、と皆を笑わせていました。

マティスにjazzをおしえたのはガーシュインだったという資料があり、"But Not For Me"を取り上げてみました。トリオでは初めての演奏でした。正楽さんとのコラボは即興演奏から入って最後は"Take the A Train"で終わるという構成でした。

後半お客さんはノリノリですごかった!ありがとうございました。演奏が終わって退場しても拍手が鳴り止まず、アンコールかと思ったのですが、打ち合わせをしていなかった事と、正楽さんの帰りの電車時間がせまっていた事もあり、アンコールは無しで終わりになってしまいました。ご来場の皆様ありがとうございました!

文:佐藤祐一(ピアニスト)
# by popsicletoes | 2008-08-04 20:03 | ライブレポートPhotos
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